山遊会@朝霞

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zoom RSS 雲取山で平将門の「迷走ルート」を楽しむ

<<   作成日時 : 2017/12/07 14:28   >>

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12月3日〜4日で雲取山を奥多摩方面から秩父・三峰神社まで縦走しました。参加は7名で女性の方が多い。最近の山遊会はどこでも若い(比較的)女性パワーに圧倒されています。朝霞台5時半すぎの出発で奥多摩駅にはかなり早く着きましたが、タクシーの便がなく、1時間ほど待って定期バスで登山口のある鴨沢バス停に到着。

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バス停横が「かもさわ登山口」。このすぐ上に『平将門迷走ルート』という面白い掲示板が建っていました。ここは山梨県の丹波山村(北都留郡)ですが、この地(奥多摩・秩父)には平安時代に東国を中心に新国王と名乗った、かの平将門が朝廷軍に追われて迷走(敗走)したという伝説があるそうで、どうもその話のようです。新しい掲示板のようですが「モノローグ」とあるのはたぶん「プロローグ」の間違いと思われます。最初から迷走です。

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少し歩くと登山道。そこに今年の西暦2017と雲取山の標高2017mを記念?したモニュメントがあり、そこでみんな写真撮影をしています。坂道を登り始めると、先ほどの将門迷走ルートの掲示板が次々に現れ、場所(地名)の由来だと説明します。カマドを作ったという「釜場タワ」や着物を洗ったという「小袖」はいいとして、1時間半ほど登ったところにある「堂所」というやや広い場所では「将門がここで兜や鎧を脱ぎ、その胴を置いた場所」というかなりこじつけ気味の説明。ここは山遊会T会長の記憶にあるとおり、お堂がありそこに賭博場があった(という案内板が存在したとのこと)というほうがどうみても正解。この説明版をよくみると「創作民話と将門伝説より」と書かれていますし、説明の最後は『さらに上を目指そうとする一行に突如悲劇がおこったのである』とまるで連続ドラマの様になっています。長い登山の息抜きに作っていただいたものと感謝いたします。

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その先は前半のハイライトである七ツ石山(1757m)を越えます。山の直下には七ツ石山小屋があり村営の管理のようです。テント場があり、水もあります。七ツ石山には拝殿は壊れていますが立派な石灯篭が残っている七ツ石山神社があります。かなりの巨石が御神体のようです。将門様一行はこの頂上で七人衆の人形をつくりそれが七つの石になったという伝説があるそうでこれはいかにもふさわしい話です。七ツ石山を下って展望の開けた「ブダダウ」という場所にくると将門迷走ルートの最終章「大血川の悲劇」になります。将門様一行はここから東に下り天祖山を目指したとのことで、さらにその先にある大血川で99人のお妃達が自害したというから大変なことです。それにしてもいったい何人でここまで登ったのでしょうか! なお、伝説では将門はこのあと日原を経て青梅にいたります。現在、鳩ノ巣駅近くには将門神社があり、将門という地名もいくつか残っています。

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さて、山遊会一行はここで将門と別れて、遠く見えてきた雲取山山頂を目指して、カラマツ林や枯れた草原の広い尾根をくだり、小雲取山の坂道を登っていきます。けっこう大変ですが、秩父・奥多摩の原生林と大自然は明るくすばらしいです。シカやサルの姿もみました。

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午後3時半過ぎ、ようやく雲取山頂上に到着。山頂には2017年記念のポールが建っているとの話でしたが、どうも11月で撤収されてしまったようです。あとは小屋に行くだけですが、リーダーのO氏は「ここで日没と日の出を見る」と固く決めていたようで「日暮れまで山頂にいる」と宣言。一方、美的感動よりも早く小屋に行って温まりたい女性2人は「お先に」と降りていきます。中途半端なものは残りましたが、刻一刻と冷えてきます。75歳という老元登山家夫婦も一緒でした。山頂の避難小屋に泊まるとか。老人も元気です。夕陽鑑賞組ははかなり暗くなってから雲取山荘に到着。夜は、炬燵で暖かい男女別の個室でぬくぬくと過ごすことができました。

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翌日も「ご来光を見るのだ」と元気に出発した2人と陽だまりでくつろいだ残りの5人は午前7時半に三峯神社方面に下山を開始。大ダワ、芋の木ドッケなど独特の地名を会長に解説してもらいながら下りの正念場である白石山(1921m)へ。(白い)石灰岩でできた山のようで、そのせいかかなり崩れやすく、今年も滑落事故が起った「悪場」で、その警告標識が目立ちます。ただし怖いのは雪の季節のことらしく、今回はほとんど心配ありませんでした。

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崩れかかった白石小屋を過ぎ、前白石山、肩白石山と、基本は下りなのですが、アップダウンがけっこうあります。霧藻ケ嶽を越してようやく三峯神社への道らしい雰囲気になりました。三峯神社で暖かいものが食べられるだろうとの期待で昼食休憩もそこそこにして急ぎ足、午後1時半すぎには三峯神社奥の院の木の鳥居が見えてきました。駐車場も見えます。あとは参道をあるくだけです。下山後、駐車場横の食堂でうどんを食べ、午後2時半のバスで西武秩父駅へ。朝霞台についたのは午後6時すぎでした。

(NT記)



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