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zoom RSS 槍ヶ岳登山隊、無念の下山

<<   作成日時 : 2017/08/27 14:33   >>

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何回もの訓練登山を行い、準備に万全を期していた山遊会の「槍ヶ岳登山隊(男女8名)」は、8月22日組と23日組の2つに分かれて出発しましたが、なんと、行程2日目で無念の下山となりました。以下は涙々の記録です。

 1年と3日待ったのに・・・

この登山計画は、実は1年前に作成されていたのです。それが、昨年は悪天候(台風)で中止になり、1年間の準備期間にはいりました。その間、いくつかの山に「練習」と称して登っては降りて、つまりこの計画は2年がかりということになるわけですので、今年は満を持して、まずは出発の日時決定までもひと苦労ありました。当初の予定は、8/20(日)早朝出発(先発組は8/19)ということだったのですが、予報では20日の天候がよくないということで最初の打ち合わせで、まず1日遅らせることになりました。ところが19日になって週明けの天候が悪化したということで、さらに1日延期との知らせが電話でありました。そのすぐあとになって、どうも「もう一日延期がいい」という情報があるらしく、翌日(8/20)の午後に全員で集まって相談することに。その日の喫茶店での会合では各自さまざまな情報をけんけんごうごう民主的にを出しあって、結果、23日の出発になりました。先発組は22日です。まぁ1年間延期したのですから3日間くらいの延期は許容範囲ですが、皆さん、家族び説得、仕事の予定変更、車の修理日、ホテルの予約変更などご苦労さまでした。

先発組は前夜「ペンション乗鞍」に泊まり、早朝5時過ぎ、上高地の沢渡のタクシー乗り場へ向かいました。すると、そこにはもう深夜の中央高速を安全運転で激走してきたT長老ひきいる後発組が待っていました。早い!。天候は曇り。この日は始めから好天を期待していなかったのでいいのですが、かなり強い風も吹いてきました。タクシーに分乗してバスターミナル方面へ。運転手は慣れた手つきで荷物をトランクにいれてくれます。当地の天候を聞くと「今日も明日、明後日もいい天気ですよ」とうれしい返事。ただしこれは完全な社交辞令だったことは翌日に証明されました。

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大正池などをまわる散策組は途中で車を降り、1時間ほど歩いて河童橋に到着。ここで記念撮影(上)。全員、まだ希望を持った明るい顔です。バスターミナルで全員が集合、出発は7時半過ぎでした。前夜もかなりの雨が降ったらしく道は悪いですが、特に問題もない梓川沿いの平坦な道をもくもくと2時間ほど歩いて徳沢ロッジへ。雨が降り出し、ときおり激しくなったり、やんだりです。傘を差しながらの人が多かったですが、常に川の瀬音が聞こえる快適な歩行です。時折、荷物を運ぶヘリの爆音がとどろきます。1時間くらい歩くと涸沢への分岐道のある横尾山荘です。ここで昼食。この付近から少し山道になり、いくつかの沢を渡ります。本当に水と植物にあふれた別天地です。ニホンザルも生息していますから、かなり豊かな自然度もあるのでしょう。ただし、今回は天候がよくありません。

槍沢ロッヂについてもはっきりしない天候。ここはお風呂がありますが、湯船の中で槍に登ってきたひとの話を聞くと「前日(8/22)も雨でだめ、今日(8/23)も風が強かったがなんとか登った。他にひとはいなかった」ということ。とにかく、食事をして就寝。午前2時頃、目を覚ますと屋根をたたくかなり強い雨音がします。5時頃、ロビーにいって天気情報を見ると「23日は午前雨、24日の午前は雷を伴う風雨」という悲惨きわまる予報です。置いてあるパソコンの天気図をみると大きな雨雲が北陸から長野方面にかかってゆっくり移動しているようです。それでも出発する団体の姿がありましたが、九州からのツアーとのことでとにかく上の小屋まではいくようです。

 全員の話し合いで下山へ

われわれは朝食後、部屋にあつまって全員集会。こういう場合、いつも顔を合わせている団体はまとまりがいいです。上までいって様子を見る、別の山に向かうなどの意見もありましたが、とにかく付近の山は全部悪天候です。「常識的に考えればここは撤退」というT長老の言葉で衆議一決、下山して帰朝(朝霞に帰る)ということになりました。出発前に槍沢ロッヂの前で雨中の記念写真をとりました(下)。「悔しい!」と大粒の涙を流す女性隊員など悲しみあふれる光景でした(うそ)。

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下山もほとんど雨の中でしたが、横尾山荘あたりでなんとか止み、明神池から自然探索路を歩いてまた出発地の河童橋へ戻りました。初心者には上高地と槍ヶ岳の一端を経験させてもらった気がします。参加者一同は来年の「第2次槍ヶ岳登山隊」へ向けて“日本気象協会とタクシー運転手の言葉を信用しない”という心がまえで再出発を誓ったのでした。
(NT記)




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